物語を現実に

この現実世界が、ファンタジーのような感動にあふれた世界になりますように。

2019-01-01から1年間の記事一覧

人間は怠惰な生き物である

友達の凄腕フリーエンジニアと会ってきた。そいつはとってもすごいやつで、色々なベンチャー企業のプログラミング面での支援をしたり、自分で課題を見つけてデータセットを作り、大企業に売り込むなど数多のすごいことをしている(ふわっとした表現で申し訳…

リハビリを兼ねて徒然なるままに

記事を書くのはだいぶ久しぶりになる。 しばらく書いていないと、書くのがだんだん億劫になってくる。やはり毎日継続させる習慣という力はとても偉大なものであると実感する。 ここ最近実家に帰省し、色々な人に会うなどし、自分のこれからの進路をじっくり…

怒りに任せた行動はろくなことにならない

怒りを押し殺すのは、なんか理不尽な感じがする。 誰かに対して怒って、でもそれを我慢して相手の言うとおりにしてあげたり、自分が折れたりするのは、なんだか負けた感じがする。 正当に扱われていないということに不公平さを感じたりする。 でも思うのは、…

絶対的な味方がいることの重要性

多くの家庭の養育不全、発達障害、虐待の事例を見てきた。家庭環境に恵まれなかった多くの子ども、その子供たちが大きくなって親になって繰り返される養育不全の連鎖、これらを見てきて思ったことがある。それは絶対的な味方がいることが極めて重要であると…

一個のアイス、一杯のご飯のカロリーの代償は重い

社会人になって運動しなくなったせいか、だんだんと体重が増えてきた。 なので食べる量を控えめにすると同時に、夜中の散歩を気が向いたときにしているのだが、やってみて驚いたことがある。 1時間歩いて消費されるカロリーがたった200kcal程度だと…!? そ…

いつのまにか普通になってしまうことの恐怖

歳をとるにつれ、人間は段々と安牌な選択肢を選ぶようになる。 怖いのは、それが知らず知らず行われること。 自分が昔描いたキラキラした夢、煮え滾るような野望を、いつの間にか失くしてしまうことに気づけない。 私自身、地方の病院に来て、昔はそもそも医…

無為に時間が過ぎることの苦痛

人間はなにかしらをやっていないと耐えられない。暇というのは薬であり毒である。空白の時間が必要である一方、あまりの空白の時間、なにもしないでいるのはただの苦痛なのだ。 一方本来ならやるべきことがあるのにやりたくなくて、それで時間が過ぎていると…

休みの日は有意義に時間を使いたい、の罠

毎日の生活でだらだらする時間というものがある。当然人間にはこういった緩んだ時間が必要であり、私も日常生活に大いに取り入れている。 しかし、私が大学生の時にやっていたような、せっかくの休み、色々やろうと思って結局前日夜更かしし、次の日夕方に起…

奮い立たせること

奮い立たせること。 人が何かに感動し、極まり、自らも、我々もと奮い立つこと。 古来より祭りの場、戦の前、もしくは日常の一コマでさえ、何かに触発され、人は心が奮え、感動し、極まり、奮い立ってきた。 そんな奮い立つ瞬間が大好きで、興奮が巻き起こり…

本日で100記事目:感慨深い

元々このブログは色々な要素が重なり始めたものであったが、そのうちの一つが、「自らが苦手とする継続力を高めるため」であった。 今まで長期で何かを続けるということが苦手で、とにかく初めてはすぐに飽きるということをこの人生でひたすらひたすら繰り返…

評論家はいらない。手を動かせ。

私はかなりの評論家であったし、今でも割とそこそこ評論家である。しかし、物事を進める際に、評論家はいらない。それは、自ら手を動かすようになって痛感するようになった。 高飛車に色々というのは簡単で、実行するのは難しい。それはいろんな人がいろんな…

断酒会に参加してきた

断酒会というものに参加してきた。 一応付け加えるが、私自身はアルコール依存ではなく、医療者側としての参加である。今までそういう存在があるということは知っていたが、実際どういうものなのだろう、ということは気になっていた。 いくつか思うところは…

習慣の力は恐ろしい

習慣の力は恐ろしい。それを実感するようになった。 前から悪い習慣の力は感じていた。ついついだらだら起きてしまったり、ついついYoutubeを見るのが止められなかったり。しかし今回は良い習慣の方で実感した。 というのは、今日は実は深い考え事をしていた…

自分の友達が自分の苦手な人と仲がいいともやもやする…という感情

自分の友達や仲のいい人が、自分の苦手な人や嫌いな人、自分のことを邪険に扱う人と仲がいいと、結構もやもやすることってあるんじゃないかと思う。これは決して不自然な感情ではないように思う。 しかし、これを自分の友達や仲のいい人に「あの人と仲良くし…

2019年6月23日はレジナビ東京(医学生の勧誘)

今年もこの時期がやってきた。レジナビ東京の時期である。 普通の一般学生に合同就職説明会があるように、医者の世界でも病院説明会がある。まあマイナビやリクナビの合説みたいなもんだ。 全国色々な病院がブースを出展して、就活やマッチングを控えた医学…

クソみたいなことをされたとき、自分が同じことをしていないかを振り返る

色々な科の先生にお世話になっていると、どうしても友好的な先生と、排他的な先生にぶちあたる。 友好的な先生は、新しく来た先生や研修医に対してとてもフレンドリーに接してくれる。一方排他的な先生は基本絡んでこないし、目も合わせてこない。 面白いの…

先延ばし、やり切らないの欠点と戦う時がきた!

誰にでも長所と短所がある。性格的な面でもそうだし、仕事的な面でもそうだ。 仕事とか能力的な面で言うなら、私の長所は発想豊かなところ、長期かつ広い視野で物事を見れるところ、頭の回転が速いところなどがある(あくまで今までの他人からの評価と自己評…

目の前の人をマジでおろそかにしがち

ことあるごとに虚構の巨大な世界に行ってしまう、悪い癖だ。 もう少し具体的に言うと、目の前の患者や顧客のニーズや、彼らの願望に向き合うのをすぐに忘れ、ついついでかい仕組み作りとかのほうに頭が行ってしまう。結局大きな仕組みというのは、目の前の顧…

膣内射精障害について(論文読んでみた)

今回も下ネタ枠。 前回オナ禁について医学論文を漁ってみた。色々な効能がささやかれているが、実際どうなの?といったところだった疑問が私自身多少は解消できてよかったかなあとは思っている。 しかし、勃起障害、早漏についての論文はいくつか見受けられ…

「やめる」習慣を読んだ

最近依存というものに興味があり、人々の理想的な生活の実現のために、悪い習慣の駆逐というものがとても大事だと思ったので、習慣化コンサルタント 古川武士さんの「新しい自分に生まれ変わる『やめる』習慣」という本を読んだ。 https://www.amazon.co.jp/…

やりたいことを仕事にするなら、具体的にだれがどう困っているかを考える

やりたいことをやれる人生にしたい、と思っているが、なかなかそこにたどり着かない。実は私もそうである。そんなときに考えられる方法は二つ。 一つは、やりたいことは趣味でやって、仕事は仕事でやるということ。 もう一つは、どうにかやりたいことを仕事…

悪い習慣を断ち切るのに必要なのは、上質な快楽

あなたはやめたい習慣というものを持っているだろうか。 私にはいくつもある。だらだらスマホゲームをするのもそうだし、ずっとyoutubeの動画を漁るのもそうだし、何かにつけて次の行動まで移るのが遅いのもそうだ。 変えよう変えようと思っても、習慣や生活…

簡易ドパミン装置との闘い

人間は気持ちいいことが好きで、いつも快楽を感じていたいと考えている。 頭の中でどばどばドパミンが出るのがたまらなく好きなので、人間はこれを求めるために様々な行動をする。それが例えばエベレストを登頂するといった危険な行為であろうと、50m×10mの…

選択していくほど世界は広がっていく

高校生・大学生の前半くらいまでは、人生の選択肢はできるだけ多いほうがよく、後でもっと状況をよく見極めて一番ベストだと思うのを選ぶのが一番いいと思ってたし、そのためにできるだけ可能性をたくさん残しておきたかった。 今でもある意味でそれは正しい…

達成感は最高の麻薬

私はなにかとやり切らない癖がある。作らなくてはいけない症例発表のスライドも、抄読会の論文翻訳も、家の掃除ももろもろの業務連絡も、できるだけ後回しにしてしまう。 これは以前別の記事「頭のメモリを消費してないか?」でも書いたと思うが、後回しする…

ビジネスはマクロからじゃなくてミクロから

ツイッターにこんなつぶやきを見つけた。 <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">高学歴の人ほど、マクロ環境から無理やりニーズを抽出する傾向があって、例えば、「日本は少子高齢化が進んでいるので、高齢者に保育をさせるマッチングビジネスがうまくいく」という話を今年3回くらい聞いているが</p></blockquote>…

うつうつとしてるときは行動あるのみ、思考は有効ならず

人間誰でも気分が落ち込むときはある。それは仕事でうまくいかなかったからかもしれないし、友達と喧嘩したからかもしれない。何が原因かはわからないにせよ、気分が落ち込んだ時はとかく思考は鈍りがちだ。 こんな時はほんとに考えてるとよくない。何を考え…

重症心身障害児を生むということ

我々医療者が命の選別をしてはいけない。どの命も尊い。この大前提の中で話をする。 産婦人科にいると、様々な医療的・社会的背景を持った患者に遭遇する。 不妊治療の上ようやく子どもを授かる高齢出産の人。離婚調停をしながらおなかに赤ちゃんを抱えてい…

話すより聞いているほうが圧倒的に得るものが多い

人は元々話したがりの生き物である。できるだけ自分のことをわかってほしいし、自分の話を聞いてほしい。共感が欲しいし、同意してほしい。人間は生来そういう生き物だ。当然私自身もそうで、結構よくしゃべるし、自分のことをわかってもらえると嬉しいと感…

後でわかる、とりあえずやってみろ

これを信じられる上司と信じられない上司がいるように思うが、ここの違いは一体どこにあるのだろうか。 自分でもこれを後輩に言っていることがあるが、自分はこれを信じてもらえているだろうか。 いくつか要因として思いつくのは ・その上司が自分の進みたい…