物語を現実に

この現実世界が、ファンタジーのような感動にあふれた世界になりますように。

怒りに任せた行動はろくなことにならない

 怒りを押し殺すのは、なんか理不尽な感じがする。

 誰かに対して怒って、でもそれを我慢して相手の言うとおりにしてあげたり、自分が折れたりするのは、なんだか負けた感じがする。

 正当に扱われていないということに不公平さを感じたりする。

 

 でも思うのは、その怒りのままに任せてした行動は、基本的に自分の不利益になって返ってくることが多い。冷静ではないし、損得を計算して行動できていないので、「どうしてあんなことしたんだ…」となりがちだ。

 だから、基本的には怒りに任せた行動はしないほうがいいと思っている。

 しかし、怒りをそうやって抑え込み続けて、自分が爆発しないだろうか、ものすごいストレスにならないだろうか、とも思う。

 怒りに任せた行動の結果、よりストレスが増加するので、結局は抑え込んだほうがいいのだが、それにしても蓄積が心配になる。

 

 そんなときにふと師匠の言葉を思い出す。「同じ土俵に乗らない」。

 相手と同じ土俵で戦おうとするから怒るのだ。そこは高みの見物を決め込んでいればよい。最初は上から目線でいい。(慣れてきたら相手への共感を示し、歩み寄るというステップが出てくるが)。

 大体怒りというのは振り返ってみると結構しょうもない理由だったりする。

 そういうしょうもない理由で怒っているときは、「ああ自分はこの程度の次元の怒りで怒っているんだな」とむしろ自分のレベルの低さを反省し、さっさと高みにあがる努力に振り切ればいいのだろう。

 もちろん自分の根幹に触れるような、どうしても許せない怒りもあるから、それは怒っていい。なんでもイエスマンになればいいというものではない。

 でも、大体のことは、自分のレベルの低さが原因で起こったりするものだ。そういうのはほっといてさっさとレベルを上げてしまおう。

 

 と、昨日の怒りを発散させるべく書いている私であった(´-ω-`)