物語を現実に

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うつうつとしてるときは行動あるのみ、思考は有効ならず

 人間誰でも気分が落ち込むときはある。それは仕事でうまくいかなかったからかもしれないし、友達と喧嘩したからかもしれない。何が原因かはわからないにせよ、気分が落ち込んだ時はとかく思考は鈍りがちだ。

 こんな時はほんとに考えてるとよくない。何を考えていてもうまくいかない気がするし、自分が悪いような気がしてくる。しかも考えているようでいて考えはまとまらないことがほとんどなので、大体の場合は頭だけ疲れてなにも進んでいない、といったことになりがちだ。

 こういう時はシンプルに、あまり頭を使わないでできることを進めるのがよい。洗濯物を干すとか、買い出しに行くとか、データの打ち込みをするとか、色々と思考をすることなく、ただ手を動かしていれば済むことをするのだ。

 普段こういった単純作業は敬遠することもあり、気分が落ち込んでいるときはさくさくこういった仕事を片付けていくといい。

 

 気分が落ち込んだ時は休んだほうがいいのではないかって??

 それはある意味正しくて、ある意味間違っている。

 気分転換、リラックスは間違いなく大事で、好きな音楽聞くもよし、好きなもの食べるのもよし、散歩に行くのもいいと思う。友達としゃべってもいい。

 でも、何か思考の隙間が生まれると、狙ったかのようにそこにうつうつとした気持ちが入り込んでくることがよくある。せっかくリラックスして休もうとしているのに、結局色々と考えてしまって休めないパターンになりがちだ。

 だからこそ、そんな時は、単純作業などをして考える余裕を自分に与えないほうが、結果的に自分にとって良かったりする。

 落ち込んでいる気分というのは、基本的に時間とともに軽減されていくので、それが経過する間苦しくないように、極力頭を別のことで埋めておく戦法だ。

 

 もしゆっくりリラックスしたりすることで気分が晴れるのであればいい。でももし色々と考えてしまうのであれば、ぜひ目の前のなにかを片付けてしまうことをお勧めしたい。

 うつうつとしてるときは行動あるのみ、思考は有効ならず。