物語を現実に

この現実世界が、ファンタジーのような感動にあふれた世界になりますように。

対人関係とか

話すより聞いているほうが圧倒的に得るものが多い

人は元々話したがりの生き物である。できるだけ自分のことをわかってほしいし、自分の話を聞いてほしい。共感が欲しいし、同意してほしい。人間は生来そういう生き物だ。当然私自身もそうで、結構よくしゃべるし、自分のことをわかってもらえると嬉しいと感…

後でわかる、とりあえずやってみろ

これを信じられる上司と信じられない上司がいるように思うが、ここの違いは一体どこにあるのだろうか。 自分でもこれを後輩に言っていることがあるが、自分はこれを信じてもらえているだろうか。 いくつか要因として思いつくのは ・その上司が自分の進みたい…

自分の感情が迷子になる人たち

以前より自分の中の軸がない人の話や、自己肯定感のない人の話をしてきた。世の中には自分の中に軸がない人がとても多い。むしろない人のほうが多いのかもしれない。 別段なくても生きていけるが、幸せ度は圧倒的に軸がある人のほうが高いとは思う。なので以…

余裕がない時は空を見上げる

以前友達に言われて、なるほど確かにそうだなあと思ったことがある。 「余裕がない時ってさ、空を見てないんだよね」 確かに、忙しい時、何かで頭がいっぱいの時、追い込まれているとき、空を見上げていないなあと感じる。 大学生の時分、病院実習と企業での…

自己肯定感の基本は母子関係から

キャリアアドバイザーをしているときに、自分に自信がないという学生をたくさんたくさん見てきた。根本的な自己肯定感がどうして失われてしまうのかについては以前の記事でも書いたように思うが、最近さらに一つ思うことがあった。それは、いわゆる愛着形成…

渦中にいるとわからなくなる不思議

【客観的に自分を見る自分は意外と迷子になりがち】 色々な方のキャリア相談や子育ての相談を聞いていて、最近気づいたことがある。 人は物事を遂行中は周りが見えないことが多く、外から言われて初めて気づくことも多々ある。なので、自分のメンターと言わ…

共感について思ったこと

いくつか前の記事でも、共感とはなにかよくわからない、みたいなことを書いたような気がする。今まであまり共感する、ということの意味をよくわかっていなかったのだが今日上司と話してて初めてピンと来たので、ここで整理したい。 そもそも私は共感をすると…

怒りや苛立ちの原因は、結構違うところにある

人間だれしも怒りや苛立ちを覚えるものだが、もし普段からイライラしやすかったり、怒りっぽいという自覚があるなら、その原因はもっと違うところにあるのかもしれない。 例えば小さい子供をもつ母親が、子どもがちょっと物をこぼしただけで烈火のごとく怒り…

母親との関係がその後の人間関係を左右する

今回はどちらかというと小さい子供がいる母親にこそ届いてほしい記事である。 児童精神科領域系の患者を診ていると、少なからず母親との関係がうまくいっていないことが多い。母親がコントロールしようとしていたり、どうにか枠に当てはめようとしていたり、…

気分のアップダウンとうまくやる方法

【誰でもアップダウンはある】 別にうつ病でなくてもメンタル弱い人でなくても、普通人間は気分の浮き沈みがあるものである。寝れば回復するような短期のものから、比較的長期にわたるものまでさまざまではあるが、基本的にいつもいつも気分がいい!とはなか…

聞くべきか、無視するべきか

いつも悩ましいことの一つに、どこまで周りの忠告を聞くべきか、というものがある。 今まで誰かに忠告されたり、意見されたりしたことはあるだろう。中にはただのいちゃもんみたいなものもあるし、二度とは聞けない至高の金言の時もある。 しかし難しいのは…

感情を表現できるやつは強い

めっちゃ怒った時、めっちゃ悲しかった時、理不尽を感じたとき、色々な時に、言葉ではどうにも表せない感情が、人生ではたびたび沸き起こる。多くは言葉にするのが難しく、特にマイナスの感情は爆発させると不都合なことが多いので、感情のまま放出すること…

老害になっていないか?? 

老害ということはだれでも聞いたことがあるだろう。いつまでも古い考えにしがみつき、若い人たちの行動を邪魔し、地位や役職にしがみついて組織をだめにするやつらだ。 まあそこまでひどいほどではないにしても、大体の人は多かれ少なかれ年を経るごとに老害…

性格の合う・合わない

人間はどうしても性格の合わないということはある。自分自身がとがった性格であれば、それだけ自分と合う人は少ないかもしれない。 そしてこれは善し悪しだが、同じ場所・同じコミュニティには、似たような性格の人が集まりやすい。なので、そのコミュニティ…

悪意から距離を置くこと

正面から悪意や敵意をぶつけられるのはつらい。 でも、誰かが他の全く関係のない人にぶつける悪意も、浴び続けると心が疲れちゃうように思うのは私だけだろうか。 実は脳科学的には、誰かが炎上したり怒られたりするのを見ると気持ちよくなるそうだ。(オキ…

気にかけてくれる人がいるっていいなあって思ったこと。

ちょっと普段のお固い話から外れて。 私は今のところは一人の医者として毎日診療に明け暮れている。 そして当然だがいろんな患者さんがやってくる。 死にそうな重症な人もいれば、ただの便秘でおなかが痛い人もいる。 断固として入院したくない人もいれば、…

自分の機嫌は自分でとるって話

【だれでも昔は】 子どもというのは駄々をこねる生き物だし、機嫌が悪いと泣く生き物。 多くの大人たちはそんな子ども時代を過ごしてきたわけだ。 でもたまに、大人になっても似たようなことをしている人がいる。 周りを見渡せばいるだろう。気に入らないこ…

「優しくできる気持ち」の限界値

【決断にはエネルギーを使うと言うが】 よく、何かを決める際にはエネルギーを使うという。かのスティーブ・ジョブスも、「毎日決めることが多いから、服のことで悩みたくない」とのことで、毎日同じような服装を好んできていたとのこと。 確かに、一日で走…

居場所を複数用意すること

いじめや不登校の問題がニュースをにぎわすようになって久しい。どこの小学校・中学校はたまた高校でも、「空気を読む」「的にされないように生きる」「主張せず周りに合わせる」といったことが強いられるのは当たり前の世の中になっている。 これは社会に出…