物語を現実に

この現実世界が、ファンタジーのような感動にあふれた世界になりますように。

自分の機嫌は自分でとるって話

【だれでも昔は】

 子どもというのは駄々をこねる生き物だし、機嫌が悪いと泣く生き物。

多くの大人たちはそんな子ども時代を過ごしてきたわけだ。

でもたまに、大人になっても似たようなことをしている人がいる。

周りを見渡せばいるだろう。気に入らないことがあるとむすーっとしている人が。

周りの同じく陰気臭そうなやつらと永遠と愚痴ってるやつとか。

彼らはある意味、子どもの頃に駄々をこね損ねた、現在かまってほしい、分かってほしいオーラをぷんぷん出している、まさに「駄々っ子」なのだ。

 

 だがしかし、多かれ少なかれ誰しも文句を言いたくなることはあるし、やっぱり自分の想い通りにいかないと面白くない。それはとてもよくわかる。

だから、機嫌が悪くなるな、と言っているんじゃない。

怒るな、と言っているわけでもない。

ただ、「機嫌が悪い自分の世話は自分でしろ、他人にそれを求めるな」ってこと。

【人のためじゃなくて】

 いやこれって別に「社会が迷惑するからお前もそれ相応に大人になれよ」って意味じゃなくてな。

 どちらかというと自分のためにやることなんよ。

 ってのは、自分で自分の機嫌をとれるやつってのはまじで強いんよ。

 誰かに頼ることなくほとんどの場合上機嫌で明るくいれるんだから。

 その時の仕事の状況とかに関係なく勝手にメンタルが回復できるって、ストレスだらけの現実だと戦闘継続力はんぱなく高い人になるのよ。RPGでいうなら回復技を持って戦えるってことよ。

 自分で回復技がないと、どうしても仲間に回復魔法をかけてもらわんといけない。

 RPGやったことある人ならわかると思うけど、これ回復役の味方がやられるともうほぼ勝ち目がない。その場は何とかなっても、継続戦闘は不可能だ。

 あと回復役の仲間が常にいてくれるとは限らない。回復役と思ってたらそいつが病んじゃいました、みたいなこともある。

 逆に回復魔法が自分でかけられると、環境に頼らなくていいので、どこでも戦闘が続けられる。環境に左右されないので自分の仕事場や身の置き所も広がる。あと、「自分で回復魔法かけられるから大丈夫」っていう余裕ができるからかなり気が楽。

 「自分で自分の機嫌がとれる」→「いざというとき大丈夫という余裕ができる」→「より自分の好きなところ、合ったところを選びやすいし、周りからも頼られやすい」→「より自信がついてくる」→「余裕ができてくる」

って感じでループもできるから気持ちが楽になるよ。

 もちろん愚痴りたいときもあるだろうし、それは別にいい。たまには吐き出さなくちゃいけない時もあろう。

 ただ、愚痴っていうのは聞いてくれる相手が嫌な思いせずに聞いてくれるから成り立つのであって、愚痴を言う相手が嫌がってないか、うんざりしてないか、それはよく見ておこうな!あと悪口を嬉々として話すやつも危険な!それ人の話を肴に楽しんでるだけだから!悪口言ってるやつはどこかほかのところでもその場にいないやつの悪口言うから!

 

 まあ話がそれたけど、要は「自分で自分の機嫌を取れる」ってのは結局のところ自分のためになるってことじゃ!