物語を現実に

この現実世界が、ファンタジーのような感動にあふれた世界になりますように。

やはり飛び込んでみるのが一番わかりやすい

何においても現場に入るということが非常に大事である、ということがここ最近少しずつ分かりつつある。

やりたいことはたくさんあり、その中でも自分の関心領域にはまだまだ踏み込めていない印象ではあるが、医者をやっていくことで、医療界の諸々の問題点はおぼろげながら見えてきた印象がある。

コンビニ受診といわれるものや、医師の多忙な生活、しょっちゅう病院に呼び出されること、延命治療の是非、老々介護の増加、生活保護世帯の救われなさ、精神疾患の理解のなさ等々…。

わずか一年程度しか医療に携わっていないのにも関わらずこれだけ色々なものが見えてくる。外から眺めているだけでは決してわからないものばかりだ。

 

これだけ多くの情報を居ながらにして拾えるようになるのだ。やはり多少の時間をかけても飛び込んでみるのが、外からごちゃごちゃ言うよりいいのだろう。

できれば若ければ若いほどいい。可能なら20代のうちに。

そうやって考えると、すでに26歳でもうすぐ27歳になる自分はかなりぎりぎりの年齢になる。医学部に行っていた手前難しさもあったものの、もっと早くやっていればと思わなくもない。ただ過去は変えられないので、とりあえず現在から変えていくしかない。

と、こうして整理してみると、少し今後の行動指針がはっきりしてくる。要は飛び込みに行けばいいのだ。

後はどこに飛び込みに行こうか。それだけだ。