物語を現実に

この現実世界が、ファンタジーのような感動にあふれた世界になりますように。

突然の発熱でダウンしておりました

お久しぶりの投稿になった。

帰省+旅行+発熱が重なり、一週間ほどもブログの更新が途切れていたことになる。本日からまた再開だ。

 

さて実は絶賛現在も風邪ひき中であまり頭が回っていない。当たり前のことだが、病気の時は本当に作業効率やら色々なものが低下するので、できるだけ普段通りの健康を保つことが大事と(病気の時は)痛感する(でも健康になると忘れる。これが予防医療がはやらない原因なのだが、悲しいかな自分自身で証明してしまった)。

 

こう難しいことを考えられない時は単調な作業をするに限る、ということだったが、あいにく今はそこそこ頭を使うタスクしか残っていない。なので動かない頭を使いながらどうにかこうにか動かしてたけど、悪寒はするし、ぼーっとするし、本当は寝ていたいところ。そもそも医者は病気の時病院に行っていいのだろうか、職務上問題があるような気がするがここらへんはグレー。

 

さて発熱のついでに、発熱について一つ。

まあ普段は健康な人が熱でダウンする場合、大方の場合はいわゆる「感冒」、もっというと「ウイルス性の上気道炎や腸炎など」に罹っているものと思う。中には細菌性のものももちろんあるが、ウイルス性のほうが多い。

 

そしてこのウイルス性の上気道炎(いわゆる風邪)や腸炎の場合、ほんとーに何度も外来で言っているが、これはぜひ覚えていてほしい。

風邪のウイルスそのものをやっつける薬はない!あるのは症状を楽にする薬だけ!

 

気持ちはわかる。

「明日仕事あるし、熱で寝込んでる場合じゃない!」

「大事な打ち合わせが…」

「妹の結婚式が…」

それぞれ休めない事情があるだろう。わかる。

しかし、風邪のウイルスそのものを殺す薬はないのである!

もちろんある特定のわかっているウイルスに対するある特定の薬(HSVに対するアシクロビルのような)というのはある。

しかし、風邪や腸炎を引き起こすウイルスは多種多様であり、どれがという風に特定されているわけではない。あなたが罹った風邪と、隣の人が罹った風邪は、違うウイルスによって引き起こされている可能性がある(というかその可能性は高い)ということだ。

なので、一般的な風邪や腸炎に罹った場合、ドクターができることは、症状を抑える薬を出すことだけで、後は自分の免疫力で治すしかない。言ってみれば日にち薬なのだ。

「どうしても明日までに…!」

という願いはぜひ聞いてあげたいところなのだが、現代の医学ではどうしようもない。

気合で乗り切るか、治るまでおとなしく安静にしていることである。

かく言う私は気合で乗り切っているなうだ。医者的にはお勧めはしない。