物語を現実に

この現実世界が、ファンタジーのような感動にあふれた世界になりますように。

新しい価値観を知り、馴染むとき、今までの価値観との不適合も生まれる

 久しぶりに実家に帰ってきた。久しぶりの東京で、家族や友人と話す。

 まあ久しぶりとはいっても家族とは正月の時も話しているので、実質数か月ぶりといったところか。とはいえ、香川であったことや、どんな経験をしてきたかなど、色々と話すネタは多い。

 普通の家と少し違うかもしれないところとして、今まで私の母とは、ほとんど意見の相違がなかった点があげられる。別に合わせているとかそういうことでなく、母と私はかなり考え方が似通っている。

 今まであまり違いを感じることがなかったのだが、今回地方で得た色々な知見を話すと、自分が思ったのとは異なる反応が得られた。別に違う人間なので違う反応なのは当たり前なのだが、今回は少し驚いた。

 今までも色々と価値観を揺さぶられるようなことはあったし、そのたびに自分の考え方が少しずつ変わっていくのを実感していた。が、仕事が始まる前はもっと頻繁に実家に帰っていたこともあるので、母親も自分の成長や変化を多少把握していたのだろう。

 仕事が始まってからはあまりそれを言うこともなくなっていたため、今回話した際に、少し違う考え方となっていた母親に驚いたのだろう。

 別段どちらが正しいとかもないし、同じである必要もないのでどうってことはない。ただ純粋に、私自身の考え方は着実に変化しているのだと感じた。その変化が時間が空いたことでかなり大きく見えたため、今まで似たような考え方を持っていた母の価値観との軽度の不適合を起こしたのだろう。

 地方に行ってから、少し停滞気味に感じていた自分自身のことだが、こんなところからも変化を感じられてよかったように思う。

 おそらく今後も、こんな風に以前の友人との価値観の違いや、今までいいと思っていた考え方との不適合がどんどん生まれていくのだと思うが、その変化はむしろ好ましいものだと思って前向きに考えていこうと思う。

 

 変化、といえば、このブログも少し前に50記事を超えた。まずは100記事まで、と思っているが、少なくともこうして記事を積み重ねていることは、私にとって着実に自信となっているように感じる。このままできること、できたことを、少しずつ増やしていきたい。